お風呂で濡れた髪を見て、
分け目の広がりを感じたことありませんか?
ペッタリしてしまっている髪の毛に
「まさか、このままボリュームが無くなってしまうかも…」
一度気になり出したら、急に不安になってしまいますよね。
「髪は女の命」と言われているように、女性にとって髪の毛は大切なものです。
何とかしたいと思っていても“年齢のせい”だと諦めがち。
実は、女性の抜け毛は比較的改善しやすいのです。
症状に合わせた抜け毛対策で、若々しいフワッと髪を手にいれましょう!
◆抜け毛の症状はさまざま
なかなか人に言えずに、「私だけ…」と
抜け毛の悩みをひとりで抱えてきてはいませんか?
薄毛や抜け毛はなんとなく「男性の悩み」というイメージが強いですが、
年齢を重ねるごとに多くの女性が抱える悩みでもあるのです。
“髪の毛が細くなってきた”などの悩みも含めれば、40代では半数以上!
抜け毛で悩んでいる人がこんなにも多いなんて驚きですよね。
女性の抜け毛には、様々なタイプの症状があります。
今回は、特に女性に多く見られる脱毛症をご紹介します。
【びまん性脱毛症】
あまり聞きなれない言葉ですよね。
“びまん性”とは 全体に広がるという意味があります。
名前の通りの特徴で、全体的に髪の毛が細くなって抜けていきます。
「分け目やてっぺんがスカスカ…」と悩んでいる女性が当てはまります。
ゆっくりとボリュームが無くなっていくため、
気付かずに進行してしまっているなんてことも…!
原因は女性ホルモンが減り、
男性ホルモンの影響が出やすくなってしまっていること。
ホルモンバランスを整えるには、簡単なことから始められますよ。
大豆製品を含んだ食事
毎朝、豆乳コップ1杯(200ml)飲むことを習慣に!
正しい睡眠時間
22時~夜中2時の間がゴールデンタイム!
忙しい毎日でなかなか難しいですよね。
なるべく早い就寝を心がけて、出来るときに実行していきましょう。
適度な運動、ストレッチ
天気の良い休日に軽いウォーキングや
お風呂上りに骨盤を中心にストレッチするのがおすすめです。
抜け毛対策は早め早めが大切です。
髪のボリュームが気になり出したら、すぐに始めてみてくださいね。
【分娩後脱毛症】
妊娠中は毛深くなったのに、
出産後は抜け毛が増えてスカスカ…なんて経験ありませんか?
妊娠中は“エストロゲン”や“プロゲステロン”という
女性ホルモンが多く分泌されます。
これらはメラニンを作り出す細胞を刺激するので、
毛の1本1本が黒く太くなり、髪が抜けにくくなります。
中には「毛深くなった!」という妊婦さんも。
しかし出産後は、今まで大量に作られていた女性ホルモンが減少していきます。
そして頭皮に留まっていた髪が、急に抜け始めるという現象が起こるのです。
これが出産後の抜け毛の症状です。
「それでも不安で仕方ない!」という場合は、
食事でのケアがおすすめです。
お豆腐・納豆などタンパク質がたっぷり含まれているものや
チーズ・牛乳などのカルシウムを多く含まれている食べ物を
意識して取り入れてみましょう。
【けん引性脱毛症】
髪の毛を引っ張ることで起こる脱毛症です。
分け目がいつも一緒だったり、
ポニーテールなどよく髪を結んだりする人は要注意!
長い間、同じ部分に負担をかけると抜け毛の原因になります。
ヘアスタイルをときどき変えて、予防していきましょう。
◆焦らず自分のペースで続けよう
女性の抜け毛の症状は、遺伝的による影響は少ないです。
原因であるホルモンの乱れや生活習慣を改善すれば、抜け毛は解消できます。
つまり、いつまでもボリューム髪を目指せるのです。
抜け毛ケアを毎日の習慣に取り入れて、焦らず無理なく続けていきましょう。